題目:異なる装置を用いたせん断応力条件下におけるバイオフィルム形成の比較
著者:兼松秀行, 河合里紗, 吉武道子, 中野貴由
概要:本研究では,異なるせん断場を与える2種類の円筒型ラボスケールバイオフィルムリアクターを用いる。
装置Aでは試験片を鉛直円筒内面に設置し,菌懸濁液を下部から上部へ試験片表面に平行な方向に連続供給することで,表面に沿った層流せん断場を与える。
装置Bでは同形状の円筒を水平配置とし,円筒自体を回転させることで,内面の試験片に周方向せん断場を付与する。
両装置とも流量および栄養条件を制御して運転し,ISO 4768(2023)に従い,目視観察,顕微鏡観察,染色画像解析によりバイオフィルム形成を評価する。
平行流および周方向流条件下で形成されたバイオフィルムに対するせん断応力分布を,Prometech Software社のParticleworksを用いて数値解析し,将来製作予定のタンク型リアクターのせん断応力分布を算出した。
そのうえで,鉛直上向き流れを有するリアクターと同程度のせん断応力を,円周方向流れを有するリアクターでどのような条件下で再現可能かを検討した。
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